はじめに

こんにちは、開発本部製品開発部の髙本です!
25新卒メンバーでは唯一の技術職です。

今回のブログは「イルグルムエンジニアの成長環境」がテーマです!

私は生まれも育ちも兵庫県です。大学受験をした際はすべての選考で失敗に終わりました。しかし、私はそこで「失敗は成功のきっかけ」と思い直し、かたい意志をもってIT専門学校への入学を決めました。在学中には、技術賞・成績最優賞をいただくこともでき、プログラミングの楽しさを知ることになりました。

私の行動指針として「一人でも困っている人がいれば手助けをしたい」という思いがあります。就職活動を行う中で、社長である岩田さんの「声にならない声を発掘する」という言葉に感銘を受けイルグルムへの入社を決意しました。

入社後は、4月~5月の間、東京オフィスでビジネスマナーや事業・サービス理解を中心とした基礎研修を行い、その後大阪オフィスにて技術研修を受けています。
今回は、新卒研修を通して感じたことや学んだことがある今だからこそ、答えられることをお伝えします!

エンジニア研修って具体的にどんなことしているのかな

具体的には、以下6つの研修があります。
・開発環境整備
・プログラミング基礎研修
・セキュリティ研修
・データセンター見学
・自社サービス技術仕様理解
・自身の目標遂行

開発環境整備・プログラミング基礎研修・セキュリティ研修
この研修では、当社がメインとしているWEBというプラットフォームで使用する技術についての基礎をしっかり固めます。
初心者向けにもわかりやすいプログラムになっており、経験がない方にとっては非常に大事な期間になると思います。サポート体制もしっかりしているので、たくさん質問したくさんアウトプットして定着力向上を図ることができます!
既に学習したことがある人にとっては少し簡単に思うかもしれませんが、改めて認識を確実にするためにも非常にいい機会になると思います。疑問に思ったことは質問すると先輩方が回答してくださるので、どんどん質問して自分自身でも研修期間を充実していきましょう!

データセンター見学
データセンター見学では、多くのサーバーを見学しました。
自社サービスの技術仕様をもとに、「このサーバーでは自社サービスのこの部分が動いているよ」など、実物を見ながら先輩から説明を受けます。
読んでくださっている方の中にも同じような想像をしている方がいるかもしれませんが、「データセンター」と聞いたときに、私は真っ暗な部屋に青色のライトが光っている光景を頭に思い浮かべていましたが、実際は非常に明るく白色がベースの部屋でした。サーバーが入っている箱がズラリと並んでいるのですが、このとき他社様のモノもちらほら見えました。各社、本当にデザインがバラバラで、見ているだけで面白かったです。気になる!という方は、ぜひデータセンター見学の際に実物を見てみてください。

自社サービス技術仕様理解
この研修では、実際に我々の主力サービスである「AD EBiS」が技術的にどのようにできているのかを学びます。
これは、非常に理解が深まる期間だと考えています。理由としては、東京オフィスでの基礎研修で行った内容の応用編に位置するものだからです。私は技術者ということもあって、基礎研修だけでは技術的な部分について紐づいていなかった部分が、ここでしっかり繋がるきっかけになりました!

自身の目標遂行
研修のなかには、技術研修以降の自身の目標を設定する機会もあります。その際に設定した目標をを達成するために、自分がしなければならないことを行っていきます。自身の目標ではあるものの、これが意外と簡単なようで非常に難しいものになります!

目標設計において、私が大事だと感じたことは以下の2点です。

  • 1つ目、自分がどのような人間になりたいかを設定することが目標達成への第一歩。
  • 2つ目、時間を自ら作る。

この2つは本当に大事だなと研修中を通して感じました。なぜなのか、ぜひ考えてみてください。答えが気になる方は、入社後またお話ししましょう!

学生時代にやっておいた方がいいことってあるかな

結論、あります。

具体的には、2パターン考えられると思います。
前提として、私は自身の性格として「如何に効率よく無駄な時間を過ごさないか」を重視しています。

パターン1は、IT未経験者の場合。
未経験の方は、ITパスポートまたは基本情報技術者試験合格を目標にIT基礎知識を固めましょう。理由としては、入社後に会社指定の資格試験を受験する必要があるからです。その際に、IT基礎知識の有無で資格勉強の飲み込み速度が格段に変わってきます。指標としては、ITパスポートまたは基本情報技術者試験の合格がおすすすめです。

パターン2は、IT経験者の場合。
経験者の場合だと、ある程度の知識は定着済みだと思います。なので、競合他社のGoogle AnalyticsやGoogle Tag Managerなどを使って、出来ること出来ないことを下調べするのがいいと思われます。
理由としては、あえてGoogle製品を調べることで、入社後に自社製品を理解をする際、我々のサービスの良さがより鮮明になるのではないかと思います。そして、広告の仕組み等を理解することで理解の速さが変わるのではないかと思ったからです。

上記は私の経験を基にしました。注意してほしいのは、無理ない範囲で、あくまでも参考程度に!ということです。

色々なエンジニアの道があるけど、どうやってやりたいことを見つけたらいいのかな

結論、「アバウトに理想像を決める」ことです。

具体的にプロセスを立てるには、本当にすごい!と思えるエンジニアの方を目標におくことです。悔しい気持ちもありますが素直に認め、その人には何があり、自分には何がないのか、自分のアバウトな理想像に対して、その方から学ぶべきポイントを見極めることが大事だと考えます。

実際に私も入社するまでは、「自分は誰にも負けていない」「まだまだ上へ行ける」と考えていました。この気持ち自体は、学習し続けるエンジニアにとっては非常に大事なことです。しかし、その向上心は、「すごい!」と思える人を認めないこととイコールではありません。自分が心から「すごい!」と思える人を見つけることも、とても大事なことです。

成長のためには、プロセスを立てることで現在何に特化するべきなのかを明確にし、それに従って行動するとよいと思います。
ただし、注意点が存在します。具体的には、なりたい理想像が大きければ大きくなるほどプロセスが多くなるということです。

例えば、「静的なウェブサイトを作れるようになる」という目標の場合、HTML、CSSの習得がプロセス目標のひとつになると思います。そして、「タグを知る」「セレクターを知る」などのサブプロセスができます。
しかし、「フルスタックエンジニアになる」という大きな目標を設定すると、「Webエンジニア」「インフラエンジニア」「セキュリティーエンジニア」などのプロセス目標ができ、そのサブプロセスとして果てしなき目標が多数作成できることになります。

大きな目標を立てるときには折れない意思も必要です。
私は、「テックリードエンジニアになる」という大きな目標を立てました!入社後、私と皆さんの目標等についてもたくさんお話ししましょう!

入社後も成長していけるのかな

結論、「認める数が多い分、成長はどの環境においても可能」だと考えます。

私は、「環境に恵まれなかった」「したけどできなかった」などの言い訳が非常に嫌いです。これらを紐解いていくと、「本当に努力したのか」「認めてくれる人は一人もいなかったのか」「自分の目標に対してどれだけのことをしたのか」など、自分自身にも足りていない箇所が少なからず一つは見つかるはずです。一度挑戦してみてうまくいかなかったときには、掲げていた目標自体が大きすぎるのかもしれません。

しかし、私ようなタイプの方だと、うまくいかなかったからといって、すぐには諦めきれない人もいると思います。壁にぶつかった時、私はそれこそが自分にとって成長が大きい箇所だと捉え、サブプロセスを細分化して挑戦するようにしていました。
細分化することで、成功体験を得られる箇所が増え、達成したときのうれしさや成長実感がより多く感じられると思います。

ところで、皆さんの中に「イルグルムにすごい!と思えるエンジニアの方っているの?」と思っている方はいませんか?
ここまで読んでくださった方には伝わっていると思いますが、私は非常に負けず嫌いです。苦手分野であるAWSでも、12冠した人にも負けない!と思っているくらいです。そんな負けず嫌いの私でも、エンジニアの先輩方を見ていると、「すごい!」と感じることが多々あります。そんな先輩方が沢山いる環境で、皆さんも安心してどんどん上を目指して成長できると思っています。

イルグルムのエンジニアってどんな人たちかな

ここからは、そんなイルグルムのエンジニアメンバーの性格などについてお話しします。

一言で言うと、「ちょっぴり恥ずかしがり屋だけど話すことが大好き」です。
シャイな先輩方もいますが、勇気を出して自分から積極的に話しかけてみると、たくさんの話をしてくださります。質問にはわかるまで教えて下さり、質問したこと以外にも知識が豊富で、その後の研修もスムーズに理解することができました。
こう言った機会があることで、システム全体図の理解をする際、非常に助かりました。今後も、新卒としては業務を行う上で必ず有識者の存在が大切になると思います。研修の間にたくさん質問や先輩との会話の機会を持つことで、コミュニケーションを取って関係性を構築でき、今後、業務の遂行が円滑に行えると思っています。

業務中の先輩に話しかけるとなると、少なからず時間を奪ってしまうのではないかと心配に思う方もいるかもしれません。ただ、イルグルムの先輩社員の中に、話しかけられて困る!と嫌な顔をするような方は一人もいないと思います。先輩の予定等を考慮することは非常に大事ですが、そこをしっかり守っていれば、どんなときでも質問した際にはしっかり答えてくださる方ばかりだと、実際に私は研修期間を経て感じました。

技術的に「すごい!」イルグルムエンジニアの人物面をまとめると、「ちょっぴり恥ずかしがり屋」「お話大好き」「超優しい」の超尊敬できる先輩がたくさんいます。

最後に

この記事を読んで皆さんの参考になればと思います!この記事には嘘偽りはなく本当に私が感じたことしか記載しておりません。
私もまだまだ未熟ですが、たくさん成長できると自負しています。その志を大事に日々努力していきたいと思います。
少しでも興味が出た、一緒に働いてみたいと思った方はぜひ選考に進んでいただければと思います!