はじめまして!2024年新卒の田村茉那です。今回から数回にわたって、24新卒でブログリレーを行います!

第一弾は「就活について」です。私がイルグルムへの入社を決めるまでに考えたことを、就活軸を中心として話していきたいと思います。

はじめに自己紹介をさせてください!私は愛知県出身で、大学時代は岡山県で一人暮らしをしていました。

大学では言語学・現代日本語学という分野を専攻しており、日本語の音韻や方言、SNSで使用される若者言葉などを学んでいました。卒業論文では、J-POPの歌詞について書くなど、ITやマーケティングとは無縁の勉強をしていました。学業以外では、ボランティアサークルで地方の特産物を使ってマルシェでの出店を企画したり、無人島でキャンプしてみたり、コロナが落ち着いてからは短期留学に行ってみたり、、、常に新しいことに飛びついては、楽しく忙しく過ごしていました。

マルシェに出店したときの集合写真
留学先の語学学校での一コマです!

軸はこれだ!ってなった話

私が就活していた当時、3つの就活軸を定めていました。

1)他者の行動変容のきっかけを作りたい
1つ目の軸は、WHAT=”達成したいこと”です。Instagramでの発信などの経験から、自分が発した言葉や情報をきっかけにして相手が実際に行動を起こしてくれたときに強く喜びを感じることがわかり、仕事においても達成していきたいと考えました。

2)目標に向かって頑張っている人や企業に並走したい
2つ目はHOW=”よりよい働き方”です。部活動などの経験から、特に頑張ろうとしている人に対して「近くで支えたい」という思いが強く、今後も頑張ろうとしている人に長期的に関わって並走していきたいと考えました。

3)意見交換できる環境で働きたい
3つ目はWHERE=”働きやすい環境”です。先ほど少し触れたボランティアサークルでの出店の際に、反対意見が出たほうが面白く感じると実感した経験から、いろんな意見が飛び交う環境でこそ楽しんで働けると考えました。

上記の就活軸を定めたのは3年生の10月頃だったと思います。ただ、定めたはいいものの、12月くらいまではなんだかしっくりこなくて、自信をもって自分の軸として語れないような状況でした。

ある日、「なんでこの3つが就活軸になったんだ??」と改めて考えていくと、自分の中にすとんと落ちてしっくりくる瞬間がありました。霧が晴れたような感じで、

「「私の軸はこれだ!!!」」

とようやく確信することができて、すごくすっきりしたのを覚えています。

就活軸がばちっとはまった一番の理由は、自己分析を徹底したことにあります。
自己理解を深めるためにいろいろな分析方法を試しました。
MBTIやストレングスファインダーといった診断系だったり、友だちや両親にアンケートをとって他己分析をしたりもしました。

特に時間をかけたのは、過去の経験とその時の行動理由や感情を振り返る作業です。何度も自分の経験や行動理由を振り返る中で、なんとなく決めていた自分の就活軸が「なぜ大事なのか?」という問いに”人と関わることが好きだから”というひとつの答えを得ることができました。過去を深く振り返ったことで、面接中の「なぜそこまで人と関わることが好きなの?」「なんでその行動をとったの?」というような深掘りの質問にも、自分の言葉でなめらかに語れるようになりました。

過去を振り返る中で、あまり思い出したくない苦い思い出もありましたが、自分の思考特性を根拠付きで理解できたことは、普段の生活の中でも活かされています。

イルグルムへの入社を決めるまで

MVVの共感ポイント

イルグルムのMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)がどんなものかご存じですか?

<ミッション>
IMPACT ON THE WORLD

<ビジョン>
データとテクノロジーによって、世界中の企業によるマーケティング活動を支援し、売り手と買い手の幸せをつくる企業になる。

<バリュー>
1.本当にできると信じよう
2.領域を越えよう
3.最後の最後まで求め続けよう

その中でも私が特に共感したのは、ミッションです。
ミッションである「IMPACT ON THE WORLD」のあとにはさらにこう続いています。

ー自分が関わること1つ1つに Impact を与え続けよう。人々の心に伝わる小さな Impact の積み重ねが、やがて世界を揺るがす大きなうねりとなるから。ー

私にとってのインパクトは、就活軸にある通り「他者の行動変容のきっかけ」です。自分が作り出したそのきっかけは些細なことだったとしても、そのきっかけを貯めていった先に、その人がより幸せになれる行動につながってほしいという思いが、イルグルムのミッションに通ずると感じました。

サービスでいいと感じたポイント

就活軸と照らし合わせたときに主に弊社ツール「アドエビス」において、2つのポイントが特にいいと感じました。

1)広告をより効果的に配信するため効果測定ツールであること
私の就活軸は「他者の行動変容のきっかけを作ること」です。
広告で他者の行動を変えるためには、より個人にあった、その人の心を動かすような広告を配信する必要があります。
最初は広告代理店をよく見ていましたが、そもそもその人に合った広告を配信できなければ、広告を作るだけでは私の達成したいことを叶えるのは難しいのでは?と考えました。
「きちんと届けたい人に届いているか?」「作った広告は相手の心に響いているか?」を確かめる手段として、アドエビスでは、その”確かめる”が叶うと考えました。

2)顧客のサポート体制がしっかりしていること
私の就活軸は「目標に向かって頑張っている人や企業に並走したい」であり、キーワードは「並走」でした。
ただツールを売って、あとは頑張ってね!ではなく、その人が目標に向かって走っていけるように並走して、一緒に達成することが自身のモチベーションになると考えていました。
アドエビスは、導入してくださったお客様へのフォローアップに力を入れていると知り、さらに面談の中で社員の方から利他精神を強く感じたことで、「並走力」を実感できました。

入社の決め手

イルグルムの選考の大きな特徴は面談です。私は4回実施していただき、5、6人の社員の方と面談できました。面談の前には、どんな人と話したいかリクエストでき、当時の新卒メンバーや興味のあった部署の方、子育て中の方などから話を伺いました。同期にも聞いてみたところ、平均回数は4回、最多人数は8人でした!7人の新卒メンバーに対して、面談をしてくれた先輩は16人、部署や年次も様々で、各々が面接では聞きにくい、けど気になる質問をざっくばらんに聞いて不安解消につなげていました。

私にとって、この面談は選考中の意思決定において非常に重要でした。
なぜなら、”人”が重要な私にとって、一緒に働く可能性のある人と実際にコミュニケーションがとれて人柄を知れることは大きな安心材料になったからです。

面談の中でもっとも印象的だったことは、社員のみなさんが、どう伝えれば私のためになるか?を常に考えてくれていると強く感じたことでした。
たとえば、図を使って組織編成や具体的に何をしている部署なのかを説明してくれたり、予定時間を過ぎているのに「聞きたいこと全部聞けた?時間気にしなくて大丈夫だから全部聞きなよ」と言ってくれたり。

話を聞く度に、会社についての解像度が上がるとともに、
「この人たち”と”働きたい!」
いや、
「この人たち”のために”働きたい!」
という思いが強くなりました。

何社も企業を受ける中で、「この人たち”のために”働きたい!」と思えたのはイルグルムだけだと気づき、入社を決めました。

終わりに

以上のように、自己分析をもとに、就活軸を達成したいこと、働き方、働く環境に分けて定め、それぞれをMVV、サービス、人柄と照らし合わせることで、私はイルグルムへの入社を決めました。

入社から3か月ほどが経過し、今は実務に向けての研修に取り組んでいます。入社して、同期や先輩と関わり、新たなことを学ぶ中で、イルグルムに入社してよかったなと日々感じています。今後は、もっと会社やお客様の役に立てるよう、そして、自分が関わったお客様の広告を見た”誰か”の行動を後押しできるよう尽力していきたいと思います。

どうか、就活生の皆さんも、きちんと自分と向き合って、「私が/僕が輝ける場所はここだ!!」となる場所を見つけてください。応援しています!

大好きな同期たち!