こんにちは、イルグルムのわです。
今回は、新卒入社から執行役員に就任した廣さんに、これまでの経歴や仕事についてインタビューしました。
Q1. これまでのご経歴を教えてください。
大学を卒業後、2016年に新卒で入社しました。キャリアは大きく分けると、最初の3年はセールス。次の3年は人事、現在まで事業部全体のマネジメントを担っています。2024年10月、入社9年目で執行役員に就任しました。
Q2. イルグルムに入社を決めた理由を教えてください。
入社の決め手は、”事業への共感”と”人への共感”の2つです。特に印象的だったのは、サービスの考え方がそのまま会社のスタンスに表れていると感じたことです。
自社製品である『アドエビス』は、広告の効果を事実ベースで可視化するサービスです。広告の良し悪しを主観で評価せず、データという事実をもとに判断する。その考え方が、社員に対しても表れていると感じました。
面接のときから、“この人はどういう人なんだろう?”と私の話を深く聞いてくれて、決めつけるような質問は一切ありませんでした。社員一人ひとりの個性や可能性を大切にしている、そう感じたのを覚えています。
また、最終面接官だった代表の岩田の存在も大きかったですね。
学生時代に飲食店を経営して失敗したんだという話が出て、最初は「どうしてこの話をするんだろう?」と思いました。なかなか事業で失敗した話までしてくれる会社はないと思うんですよね。
でも『なぜ個性や可能性を大切にする文化が生まれたのか』という、会社の原点を知るエピソードだったんです。この言葉の通り、イルグルムは過去の経験や失敗から学びながら、社員の成長も大事にする会社なんだなと思いました。「ここなら、本気で人を大切にしてくれる」と感じた瞬間でしたね。
Q3.これまで複数のポジションを経験されていますが、 仕事で意識されていたことはありますか?
これまで、セールス、人事、事業マネジメントといくつかのポジションを経験してきました。
その全てで共通していることは、目の前の人に喜んでもらうために全力で向き合い続けてきたことだと思います。日々、コツコツ、一歩ずつでもいいから誰かのために前に進むことを大切にしてきました。
入社まもなく配属されたセールスチームでは、正直に言うと、最初の頃は全然成果が出ませんでした。毎日アポを取っても契約にはつながらず、心が折れそうになったことを覚えています。しかも、当時のセールスメンバーは全員中途社員。知識も経験も、自分よりはるかに上の人ばかりで、自分がここにいる意味があるのかな?と感じる日々でした。
それでも、ここで諦めたくないという気持ちが強くて、考え方を変えました。
「周りの人より知らないことが多いなら、先輩だけじゃなくお客様にも聞きまくろう!」と、ヒアリングの回数をとにかく増やして、いただいたフィードバックに自分の考えをプラスして提案するようにしたんです。
すると、お客様からも「なるほど、そういう使い方があったのか」と言ってもらえることが増えてきて、課題解決の提案が通るようになったんです。
このことから、自分のためだけでなく、お客様にもベクトルを向けることで頑張れると気づきました。
その後、営業成績が評価されてセールスマネージャーに昇格しました。
Q4.セールスチームからのキャリアはどういったものですか?
少し変わったキャリアが始まりました。セールスと、人事を兼務することになったんです。
セールスマネージャーの役割に加えて、新卒採用や社員教育の仕組みづくりも担当するようになりました。ここでは、セールスの経験が人事にも活きると気づきました。
たとえば、セールスではお客様の課題を解決するためにヒアリングが大事でしたが、人事でもその人の価値観やどんなキャリアを描きたいのかを聞き出すヒアリングがとても大切なんです。
現在は、執行役員として、マーケティングDX支援サービス全体のマネジメントを担い、組織と会社の売上利益を支えています。
お客様、社員、組織、と支える対象は変わっても、私の大切にしている”目の前の人を信じて、コツコツやり抜く”という思いは一切変わっていません。
Q5.人にフォーカスしていることが伝わってきました。廣さんは26卒総合職の面接で必ず選考プロセスに参加するとのことですが、どんなところを意識して面接をされているのでしょうか?
やっぱり”誠実さ”が一番ですね。
嘘をつかない人、人を大切にできる人と一緒に働きたいと思います。
イルグルムの事業は、企業のマーケティング活動を支援するもので、売り手と買い手、双方の幸せを実現することがミッションです。なかでも、アドエビスは広告の効果を“正しく可視化する”サービスなんですよね。これは、広告効果を大げさに見せたり、ねじ曲げたりするものではなく、“事実をそのまま伝える”という考え方がベースにあるんです。
この仕事って、まさに”誠実さが求められる仕事”だと思うんですよね。広告の効果を正確に伝えるために、事実から目を背けない。お客様のために、正しいデータを届ける。そういう姿勢がなければ、サービスの信頼性が揺らいでしまいます。だからこそ、嘘をつかない人、相手のために行動できる人が必要なんです。
私たちは、サービスに、人に、誠実に向き合う会社なので、誠実な人と一緒に働きたいです。
Q7.選考で大事にされているポイントは、組織文化にも表れているのでしょうか?
はい、非常に感じます。
私たちは、『Impact on the World』という企業理念を最も大事にしています。
「Worldを自分の身の回りの世界と捉え、まずは目の前のWorldに良い影響を与えるために努力をする。やがて1人1人のImpactが大きな力となり、世界を変えるような良い影響を与えていく」という考え方なのですが、この考え方は先ほど述べた”誠実な人と一緒に働きたい”という考え方に繋がっています。
企業理念を大切に、妥協せずに採用・組織作りを進めてきたからこそ、今こうして素晴らしい仲間と一緒に働くことができていると感じます。
Q8.最後に、学生のみなさんへメッセージをお願いします。
就職活動はこれまでの人生を振り返り、これからどう生きていくかを考える非常に良い機会だと思います。ぜひ、楽しみながら進めてほしいと思います!
自分のことをじっくり考えて、たくさんの企業を見て世界を広げ、みなさんのポテンシャルが花開く環境や、企業を見つけられるよう、ぜひ頑張ってほしいです。
それが当社であれば、こんなに嬉しいことはありません。
みなさんとお話できることを、心から楽しみにしています!