こんにちは、イルグルムのわです。
今回から数回に渡って、この4月に入社した新卒のみなさんより、就活時の経験や入社後の社内のようすをそれぞれの視点でお届けします!

「なぜ就職活動をするの?」という問いに、私も出会ったことがあります。
この一言は、就職活動で一番お世話になった方からのものでした。

まず、自己紹介をさせてください。私は水田 翼と申します。生まれは徳島県、育ちは徳島県と神奈川県です。
私は高校入学から親元を離れ、寮生活をし、大学は都会に行きたいという思いを胸に神奈川の大学に進学しました。
高校も大学も全く知らない人、土地だったので刺激的な学生生活を送っていたように思います。

大学時代の取り組み

私は大学時代、新型コロナの影響で大半の時間を自宅で過ごしました。学校やアルバイトに行けなくなり、自由な時間が増えました。
そのため、学校外でオンラインで開催される企画やイベントに積極的に参加しました。

特に、コードジムアカデミーという無償のプログラミング教育プロジェクトへの参加は、私の就職活動に大きな影響を与えた出来事でした。
そこでは、半年間にわたり仲間と講義を受け、作品を作成し、発表し、実際に企業様からレビューを受ける機会もありました。
この経験は、技術力だけでなくコミュニケーション能力やリーダーシップの向上にも繋がったと感じています。
その後は友人と一緒にイベントの企画をしたり、ハッカソン(エンジニアが集まって発表するやつ)に参加したりしました。
また、このような大学外での活動を通して、私の就活軸が形成されたように感じています。

就職活動における軸

私が就活をするにあたっての軸は大きく2つありました。

1) 仲間と共に挑戦し成長、継続していける環境
これまでの活動でつらい時も諦めそうな時も「仲間」と励ましあいながらも、「切磋琢磨」していける環境が必要だったからです。友人や仲間がいたからこそ、諦めずに継続し結果を出せたように思います。

2) 挑戦する人や組織の不安を排除すると同時に、本当にやりたいこと、やらなければいけない事に注力できる社会の実現につながる事業
学生時代、学外の取り組みや就活を通して先がわからない事が成長や挑戦を阻んでいると考えるようになりました。その不安を解決することで、多くの人がやりたいことに全力で取り組む事ができると考えるようになりました。そこで業務効率化やデータを用いた支援を行っている企業を中心にしていました。

支えてくれた友人

この軸で業界、企業を調査し、就活を行っていましたが、面接やコーディングテスト(エンジニア志願だったので)などがうまくいかない時期が続き、就職活動を1か月程休止してしまいました。
そんな中、就職活動でお世話になっていた方(人生の先生)から、「何のために就職するの?」「なぜ就職活動をするの?」と問われ、私はすぐに答えることができませんでした。

しかしその問いこそが、就職活動における根柢であると考えさせられました。
”どういう人間になりたいか”,何をしたいか”を振り返り、”何のための軸なのか”を改めて念頭に置いて就活をリスタートしました。

そんな中、出会ったのがイルグルムでした。
きっかけは、ただ私の視野に入れている業界にいた”1企業”で、最初は事業内容やミッション?、ビジョン?、バリュー?など、あまり理解できていない中の選考でした。
しかし、面接や面談を繰り返す中で、事業内容や理念についてわからない部分はどこまでも教えてくれて、また個人の行動原理を問い、大切にしていることに対する質問も多かったように感じました。
また、「なぜWEB業界なのか?」「どうしてこれをつくったの?」「なんでイルグルムをみつけられたの?」などを聞いてくれている部分に私の人となりを知ろうとしてくれている印象を持ちました。

私から見たイルグルム

選考を進める中で以下の3つが”イルグルム”であると感じました。

1)事業内容
事業を通して人々を幸せにしようとしている。アドエビスなどの主力サービスを通して顧客(企業)の生み出す価値や生産性の最大化だけでなく、企業がもつ顧客の幸せにもつながり、市場全体にインパクトを与えている。また、製品だけでなく自分たちが今できる最大限の価値を全力で提供しようとしているところ。

2)自身のやりたいが尊重される環境
最適という指標だけでなく、やってみたい、取り組みたいという思いを汲み取ってくれる環境でもあり、だからこそ挑戦や成長していける。

3)仲間を大切にしている
何事にも全力で取り組んでいる人が多く、組織の輪を大切にしているところから仲間同士で助け合いながら高みを目指せる。

イルグルムの同期

今考えるとまさに
Mission(Impact on the World),
Vision(データとテクノロジーによって、世界中の企業によるマーケティング活動を支援し、売り手と買い手の幸せをつくる企業になる。),
Value(最後の最後まで求め続けよう、領域を超えよう、本当にできると信じよう)
が存在し、体現されていると感じました。

このイルグルムのもつ考えと行動が私の軸と一致したからこそ、内定と内定承諾があり、”今”があると考えています。
この就職活動(内定)から学んだ事は、”自分の行動原理、目的が企業の行動原理、目的と一致している事”であり、決して一方通行ではいけないということです。

自己実現に向けて

現在、私の後輩は絶賛就活中で、沢山悩みを相談される機会が増えました。
そんな中で、私の就職活動の記録やパターンを教える前に、まずは、「何のために就職をするのか?」「何のために働くのか?」を念頭に自己分析する事を伝えています。
後輩からは「目指していた会社から内定をもらいました。」という報告も受け、心から喜んでいる姿を観て祝福すると同時に、私の助言が役に立ったことに感慨深く自信にも繋がりました。

それは就職活動だけでなく、これから仕事や生きていく上で多くの困難や壁にあたった際に必要になる考え方であると感じています。
その都度、「何のため?」を振り返り、前に進む必要があると思います。
そうすることで”今”に集中でき、私の目標とする「人々が自信をもって自身のやりたいことに全力になり、笑顔で生きていける世界の実現」を何らかの形で達成していけると信じているからです。