こんにちは、ロックオンベトナムの澤井です。
いまごろ日本は梅雨入りして、多少暑さも和らいでいる頃でしょうか。
こちらは、1年中平均最高気温が30度を超える南国の街、ホーチミンから、
弊社グループの日越協業の現場をお伝えしたいと思います。
ロックオンベトナムは、昨年12月に設立されたばかりで、会社の制度や開発の進め方など、様々な点でまさに「立ち上げ真っ最中」。
もちろんゼロから全てを構築しているわけではなく、株式会社ロックオン(JAPAN)の培ってきたノウハウ、ソフト、ハード等々のリソースを有効に活用しながら、効率的に会社を立ち上げています。その一例が、専用機器を使ってのTV会議です。
この小さな機械に、最先端の動画・音声圧縮技術が詰め込まれています。
実は弊社でも、この機械を持ち込むまでは、他の無料ビデオチャットツールを使っていました。
しかし、しばしば不安定な動画品質や、瞬断による無用なストレスと戦っていました。
やがて通信量を節約するため、動画はOFFが当たり前となり、ボイスチャットのみとなっていましたが、それでもしばしば音声が途切れ途切れになり、会議が非効率なものになっていました。
【Before】
面白いことに(面白くないことに)、なぜか大事な話をしている時に限って映像、音声が途切れるものです。
時間も伸び伸びになり、お互いにイライラがつのり、語調も粗くなる会議・・・
それが、TV会議システム導入後は、このとおりです。
【After】
仕事を円滑にすすめ、改善を繰り返すチームを作るために重要なこと、その一つは「見える化」。進捗の見える化、課題の見える化、品質の見える化、など色々あります。
このTV会議システム導入によって可能になったこと、それは何でしょうか?
もう一度、Before と After を大阪風に確認しましょう。
【ないとき~】
【あるとき~】
それは、「顔の見える化」です!
(当たり前やん...)という声が聞こえてきそうですが、日本とベトナムという分散拠点間での仕事を進める上で、お互いの顔がこれほどにクリヤーに見えること、そしてそれだけで驚くほどに距離感を縮められることを、ベトナムとのTV会議に参加した誰もが実感しています。
私は、私たちが相手に説明をしたり説得をしたりするときに、相手が興味を持って自分の話を聞いてくれているのか、共感してくれているのか、面白くなさそうなのか、など、
相手の表情や態度を見ながら話し方を最適化しているものだ、ということを、以前までの音声チャット環境を通じてよく実感できました。
分散拠点間のコミュニケーションの壁を取り除くために、親会社として当たり前のようにこの環境を整備してもらえることに対してとても感謝しています。
このTV会議システムが先進的な動画圧縮技術等のITのチカラで日越間のコミュニケーションの問題を鮮やかに解決しているのと同じように、オンラインマーケティング業界において、IT技術のチカラでお客様の問題を解決していくことは、私たちの使命です。
ロックオンベトナムは、そんな弊社グループの一員として、単なるコスト削減を目的としたオフショア開発にとどまらず、株式会社ロックオンの開発力を牽引していくような組織を目指し、発展させていきたいと考えています。