イルグルムではコロナ以降働き方が変化し、開発本部では現在、在宅勤務中心で業務を行っています。
新型コロナウイルスが流行りだした直後は、同じチームメンバーでもどう仕事を進めているのか見えにくい状態でしたが、最近ではコロナ前との変化、オフィス出社時の過ごし方、立場によっての働き方にも違いが出てきました。
今回は、現在のイルグルムエンジニアの1日の過ごし方をご紹介したいと思います!

case1 : Aさん / インフラエンジニア / 5年目

自社製品であるアドエビスのインフラエンジニアを担当。
業務上、現場に行くこともありますが、基本的には在宅で作業を行っています。

・09:00 出勤
この日はオフィスに出社しました。
イルグルムでは「時差出勤制度」があるため、予定にあわせて出勤時間を調整することが出来ます。出勤時間をずらすことで、通勤ラッシュを避けることも可能です。
生活のリズムをつくるためか、比較的金曜日や水曜日に出勤されるエンジニアが多いようです。
オフィスはできるだけ密にならないように、人事部によって出社の人数管理も行われており、席もある程度の間隔を保って座っています。

・10:00 ミーティング
午前中はチームミーティングが比較的多く実施されます。
ミーティングでは進捗を確認したり、相談を行ったりします。
朝会などの会社全体の会議も午前中に行われます。

・10:30 作業
現在担当しているプロジェクトの作業を行います。
ミーティングで決まったことなどをタスクに落とし込み、今日のスケジュールを決めていきます。
asanaで個人タスクの見える化が進んでいるので、チーム内でのタスクの割り振りや相談なども簡単に行うことができます。

・11:30 お昼休憩
お昼の時間に決まりはないので、混み合う前の時間を狙って少し早めに休憩に入ります。
在宅勤務のときは自炊を行い、出社の際はランチに出かけます。
イルグルムが入居するオフィスビルの中にご飯屋さんもありますし、会社の近くにはハービス、また少し歩くと北新地や大阪駅前ビルがあるので、選択肢はいっぱいあります。
個人的には北新地のお寿司のランチが好きでよく行きます。

・13:00 作業
午後からはミーティングが少なくなるので、集中して作業を行います。
日によって1on1があったり、社内の勉強会があったりしますが、社内共通の予定も含めてすべてgoogleカレンダーで管理しており、可視化されているので、集中したい時やミーティングが多い日などは意識的に時間を確保するようにしています。
また、無駄なミーティングをできるだけしないように、チーム内でアイデアを出し合ったりして決めています。

・18:00 退勤
基本的には18時に業務を終了します。
slackでチームメンバーに退勤の連絡を行い、PCを閉じます。
プロジェクトが忙しいときやリリース前だと多少残業することはありますが、ほぼ定時で帰っています。

在宅でもオフィスに出勤しても、特に環境が変わらずタスクをこなせるのはとてもありがたいことだと感じています。
在宅勤務は通勤時間がないのが大きなメリットだと感じていますが、一方で、新しく入られた方とのコミュニケーションや運動など不足してる点もあり、オフィス出勤の際は意識するようにしています。
また、体調や家庭の都合などに合わせて休暇の取得や勤務時間の調整がしやすく、そういった制度があることも働きやすいひとつの要因かなと思っています。

case2 : Bさん / マネージャー / 16年目

アドエビスのインフラ面のマネージャー。
みらい基盤課の課長、基盤開発部の部長をしています。

写真は在宅勤務時の仕事スペースです。
子供部屋を利用していて、トランポリンなどもあり気分転換が出来ます。

・ 09:30 出勤
この日は在宅勤務でした。
家族を持っていることもあり、朝の時間は忙しいので出勤は9:30にしています。
オフィスに出勤する際は、通勤時間を考慮してもう少し遅めの10:00にしています。
10:00だと電車も比較的空いていて座って出勤することも出来ます。

・09:45 進捗確認
課内のミーティングの前に、チームメンバーの進捗を確認したり、タスクを共有したりします。
部長でもあるのでslackで他のチームとの状況共有もこの時間で行います。

・10:00 ミーティング
各自のタスクの進捗状況の確認を行います。
急ぎの依頼や、システム障害があった際はチームメンバーのタスクの優先度付けをして、メンバーにタスクを割り当てます。
基本的には、asanaでチームメンバー全員のタスク管理を行っています。

・10:30 承認作業
週に1回、サービスのリリース承認ミーティングを実施し、リリースの可否を判断します。
特にインフラ系の承認の担当になることが多く、サービスの根幹に関わるアップデートになるため十分に確認を行い承認します。

・11:00 みらいのことを考える時間
週に30分程度、課内で時間を取って「今やらなくていいけど今後必要になること」について作業を行っています。
こういうタスクは後回しにされることが多いので、定期的に時間を取って各自にタスクを割り当て実施しています。
マネージャー同士が集まれば、教育面やルールの制定なども話し合います。

・11:30 相談等を受ける
この日は、システム障害についての相談を受けました。
実際的な作業というより今後同様の事があった際、どうするかという方針決めを特に重視しました。

・12:00 お昼休憩
昼休憩はきっちり取って昼食を食べます。
在宅勤務の際は子供のご飯も作って一緒に食べることが多いです。

・13:00 事務手続き
午後からは事務手続きを行います。
チーム内の勤怠管理や上長への報告書を書くことが多いです。

・15:00 プロジェクト関連業務
マネージャーでもありますが、プロジェクトマネージャーも兼務しているので事務作業が終わればプロジェクト関連の業務を行います。
現在、新しく立ち上がるプロジェクトの計画書を書いているところになります。
また、セキュリティの責任者でもあるので、セキュリティに関連するシステム障害などが発生した際の指揮も行います。

・17:00 振り返り・採用活動
1日の振り返りと明日実施することをまとめ、asanaにタスクを追加します。
また採用活動として、求人票の確認もこの時間で行うことが多いです。

・18:30 退勤(出社9:30の際)
よほど重大な問題がない限り、在宅勤務の場合は基本的に残業ゼロです。
肌感として、在宅勤務になってから大幅に残業が減っています。
残業を行うと子供から「いつ終わるの?」と聞かれることもあり、自然と早く終わるようになりました。

在宅勤務になり、通勤時間がなくなったことで家族との時間、また家族の負担を均等に分けれるようになったのではないかと思っています。
特に朝の時間は重要で、勤務時間を調整できるということもあって、朝ごはんや子供の準備を行うようになりました。

チームメンバーも、在宅勤務になってから大きく残業が減ったように思います。
なかには「在宅だとずっと残業してしまう・・・」 という人もいるかもしれないですが、自身やチームメンバーにとっては、このスタイルは向いているのではないかと思います。

まとめ

1日を書き出してみて、仕事と家庭のバランスがより取りやすくなり、また、共通ツールによるタスク管理や見える化も進んだことで、業務効率がアップし残業が少なくなったことは、特に重要な変化だと感じています。
個人としてもコロナ禍で自然と残業が減った反面、定時後の勉強時間が増えている実感が有り、業務に関わらず学びたいことについて時間を割けるようになりました。

このブログを通して、イルグルムでの働き方を少しでもイメージいただけたらと思っています。
また他にもエンジニアが発信しているブログもありますので、是非ご覧ください!

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