先日、19期の社員旅行に行ってまいりました。
当社の社員数は120名を超え、人数も増えライフスタイルや趣味嗜好も様々になったため、今回は行先を3つに分けて催行しました。
今期の社員旅行テーマは「ナショナルジオグラフィック」。
普段デジタルに慣れ親しんでいる我々ですが、対極にある自然界に身をおき、非日常な大自然での体験と交流を通じてさらなる一体感の醸成を目指すというものです。
せっかくなら、陸・海・空、地球上のすべての自然を満喫してしまおう・・・
というわけで、考えた行先はこちら!
社員旅行のテーマや企画は、すべて「社員旅行プロジェクト」のメンバーが考えています。
プロジェクトメンバーは、毎年社員の中からオフィスや部署を横断して選ばれ、他にも、プレゼン、スケジュール作成、手配や当日の引率まですべてに関わり、オリジナルの社員旅行に作り上げていきます。
今回は、過去最大の3行程同時進行ということで、なかなか大変でしたが、各チーム打ち合わせを重ね話し合いながら進めていきました。
今回はそのうちのひとつ、「空」がテーマの阿智村チームの旅行についてご紹介します。
阿智村は、長野県南部に位置し、環境省から「星が最も輝いて見える場所」第1位に選ばれており、秋に見える雲海は大変美しいということで、目的地に決定しました。
1日目の朝、東京と大阪からそれぞれバスに乗り込み、4時間ほどかけて長野県を目指しました。
道中はFacebookを駆使して東阪一緒にクイズ大会で盛り上がりました。
ドライブインで合流し昼食をとったあと、天竜峡の川下りへ。
この日は風もおだやかで、めずらしく寒さを感じない、絶好の川下り日だったようです。
船頭さんが力強くあやつる船で川を下っていきます。
ちょうど紅葉の見ごろを迎えた天竜峡の景色は素晴らしく、特徴的な奇岩群とともに約40分の絶景船旅を楽しみました。空を仰ぐと岩の合間から青空が広がっています。赤と青のコントラストもきれいでした。
夜は昼神温泉郷で、源泉に一番近い「元湯ホテル阿智川」さんに宿泊しました。
昼神温泉の泉質は高いアルカリ性。支配人の方曰く、美容液と同じPHだそうで、一度入ると3歳若返るという言い伝えがあるそうです。
とろみのある本当に気持ちのよいお湯で、滞在中に4回入ったというメンバーも。
わが社の平均年齢はだいぶ若くなったかもしれません。笑
温泉でさっぱりしたあとは宴会です。
バスレクの答え合わせで盛り上がりました。
おなかがいっぱいになったあとは、日本一と言われる星空を求めて外へ。
ホテルから歩いて10分ほどの場所にある、星空をテーマにしたバー「ACHI BASE」へ行きました。灯りが落とされたテラス席からは、空いっぱいの星空を見ることができました。
星空を堪能したあとは、お昼のドライブインでひそかに購入していた日本酒とおつまみで酒盛り。
夜通し語り合った元気いっぱいのメンバーもいたようです。(温泉効果?!笑)
2日目は、いよいよ、今回の旅行のメインイベント「雲海ツアー」。
雲海は、晴れや湿度や気温差などの条件が揃わないと見ることができないそうで、この時期の発生率は70%とのこと。前日はあいにくの天気で発生しなかったとのことですが、なんとしてもみんなで見たい・・・!
雲海が発生する時間帯は早朝です。
日の出とともに見るために、朝5時集合でバスに乗り込み富士見台高原へ向かいました。(奇跡的に全員起きることができました。)
ゴンドラとリフトを乗り継いで標高1,600mの頂上を目指します。
温度計は4.8度。だいぶ寒いです。
寒さに震えながらリフトで頂上へ到着すると、目の前に雲海が広がっていました。
ちょうどご来光と重なり、まわりからは歓声が。
ラッキーなことに、通常の雲海よりも立派な「大」雲海だそうです。
水平線から徐々に朝日が顔を出して、ぶあつく広がる雲海に黄金色の光が差し込みます。
この時期この場所でしか見ることのできない、自然が作り出す神秘的な風景に、寒さも忘れて感動しきりでした。
旅行の最後は、江戸時代に中山道の宿場町として栄えた妻籠宿へ。
将軍もサムライも歩いたという、昔のままの姿を残す情緒あふれる町並みを散策しました。
お昼ご飯は、旅館藤乙さんへ。
日本庭園が美しい風情あるお屋敷で、信州の恵みたっぷりの豪華な御膳をいただきました。
最後は別れを惜しみながら解散。あっという間の2日間でした。
すべての行程でお天気に恵まれたのは、日頃の行いがよいおかげでしょうか。笑
たくさんの自然と美しい空を満喫し、大満足な旅行となりました。
また1年後、みんなで楽しい旅行ができるように、頑張りたいと思います。