こんにちは、開発部の山田章夫です。
シナジーマーケティング株式会社 と機会があり、社会人交換留学を1週間してきました!
普段の業務は?
アドエビスのITインフラ全般の管理と規模の小さい改修をはじめ、幅広い業務に携わっています。
そもそもこの話の発端は?
開発部の部長から僕に要求として来た時の内容は、「社会人交換留学やるから!山田くんよろしく!!」というひとことでした。
よくよく聞いてみると、シナジーマーケティング株式会社と当社は、自社サービスの開発がエンジニアの主な業務となるので、タコツボ化が起きやすい。
なので、その問題点を防止する為に「両社のエンジニアに刺激を与えたい」というのが発端でした。
受け入れまでの準備は?
具体的なタスクは以下の通りでした。
・社内への啓蒙活動
・社内で利用するパソコンの準備
・社内サービスのアカウント準備
・留学中のタスクの案出し
1番大変だったのは「留学中のタスクの案出し」の部分。
それが今回の交換留学の目的となる必要があるからでした。
また、既存システムの改修に参加する場合でも、現場でのイメージは「なんか派遣の人が少し来て改修をした」というイメージしか残りません。
「両社で世の中に新しいソリューションを提供する」という最終目的に到達する為には、初回のみで終わると何も残らないので「次回以降も円滑に本取り組みを継続できる様にする」必要があります。
なので「この社会人交換留学をして良かった」「次回やる時は是非行きたい」という印象を双方の社内に残さないといけません。
実際に細かいタスクにしていく際に、取り組みで得られる副次効果の一つとして「一組織に囚われた考え方を改善する」というのがしっくりきました。
また、当社のサービスであるアドエビスは自社開発なので、開発部門のメンバーは社外のエンジニア・アドエビスを利用しているお客様とも触れ合う機会がとても少なく、メンバーに世界の広さを知って貰いたいという想いもありました。
ならば、今回の取り組みを通じて「会社の文化交流」をテーマとし、継続して取り組みを続けていくには、何を抑えたら良いか?という問いから、次回以降の取り組みでのキッカケ作りにもなるだろうということで、開発のみに留めず、企画・デザイン・情シス・広報・人事・サポートのメンバーとも交流できる場を設け会話をする内容をタスクにしました。
先方で実施したことは?
・各部門のメンバーとの 1 on 1
総勢20名以上と会話。緊張もあり喉がカラカラでした。
・開発ミーティング
新規プロジェクトや定例会議。会議の進め方から違うので新鮮でした。
・自社の開発体制
当社の開発体制について説明。当社を知ってもらう機会として良かった。
社会人交換留学で感じたこと
社外のエンジニアの方と話すことで得られる経験値と、実際に他社内部に入り1社員として扱われ、業務の流れやミーティングに参加することで得られる経験値とでは、雲泥の差がありました。
個人としては、具体的な体制面や日々の業務の進め方など、社外では見えない部分が見られたことがとても大きいですね。
会社としては、当社とシナジーマーケティング株式会社では、「開発体制や開発でのプロセス」の考え方において異なる部分も多いので、そこのノウハウを教授したいと考えています。
まとめ
結構強引な感じで社内調整をしていたのですが、開発部門だけではなく、他の部門との交流をしたことは、とても良い機会であった感触があります。
また、寺岡様とたくさん話をするなかで「社内のメンバーに対しては単刀直入に言えない様な内容」が心に残りました。
ここをもっとこうしたらいいのにな、とか。会社の文化が違うので必ず同じではないのですが、悩んでいるポイントは大体一緒でした。
新しい何かを成す上での、キッカケになればいいな!!
次回以降も続くので、乞うご期待下さい。