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こんにちは!コーポレートIT部 IT企画推進課の小川敬三です。
ブログ第2弾の今回は、ID管理クエストの第1話をお届けします。
さて、今話のタイトル「ADの今、EntraIDのある未来の姿」を語るために、私がイルグルムに入社した約6年前の2018年頃を少し振り返りたいと思います。
当時はオフィスの片隅にひっそりと立つサーバーラックに、ネットワーク機器の他にドメインコントローラーが新旧合わせて2台、1台はVMWare上で稼働していたと記憶しています。
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当時はまだまだオンプレミスのサーバもいくつかあり、Iaasとのハイブリッドな環境でした。
ここからオンプレミスのドメインコントローラーを廃止していく動きになります。
時は経ち、2020年頃です。
この頃にはオンプレミスのドメインコントローラーは廃止し(サーバラックで冬眠状態)、GCPのComputeEngineに新たにもう一台、ドメインコントローラーを用意し、AWSとGCPのIaas環境でADドメイン環境を構築していました。
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コーポレートIT部はゼロトラストのセキュリティモデルをベースにクラウドへのシフトを推し進めてきていましたので、少しずつオンプレミスの環境に別れを告げていくことになります。
間もなくして、コロナ禍となり緊急事態宣言が発令され、イルグルムでもその翌日には在宅勤務開始の号令が出されました。四苦八苦しながらも業務に大きな影響を与えることなくスムーズに在宅勤務をスタートできたエピソードは、またの機会に。
そして、このコロナ禍の中で、リモートでのデバイス管理の必要性を感じるとともに、ゼロトラストをベースにしたハイブリッドワーク環境の青写真を具体的に描き始めました。
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3年前に描いていた青写真は、今はもうはっきりとした色味を帯びてきている状態です。このブログのシリーズを書き終わる頃には9割方は構想通りの環境を整備し終えていると思います。
次回は、ハイブリッドワーク環境におけるリモートでのデバイス管理について、Intune導入を進めてきた話を書いていきたいと思います。ここからより具体な内容になっていきますのでお楽しみに!
それでは、また第2話でお会いしましょう!
この場を借りて、IT企画推進課ではイルグルムグループの社内ITインフラ環境を一緒に支えてくれる仲間を募集しています。
一緒に青写真にカラフルなものにしていきたい!挑戦してみたい!というやる気と熱意のある方のご応募をお待ちしております!
※募集は、ブログ執筆(2025.2.3)時点となりますので、応募を締め切っている場合はご了承ください。