こんにちは、イルグルムのわです。

イルグルムには、社員同士のコミュニケーションの円滑化を目的とした「社員会」という活動があります。社員の中から選ばれた委員会メンバーが、その年のコミュニケーションテーマを抽出し、テーマに沿った企画を考え、実行する「社員による、社員のための、社員の活動」です。
1年を任期として委員会のメンバーが入れ替わるので、年によって活動のテーマや企画が異なるのもおもしろいところです。

今回は、任期を終えたばかりの19期の社員会のメンバーに、1年間の活動のテーマと感想を聞いてみました。4人のお話を通して「わ」を大事にするイルグルムの姿を少しでもお伝えできたら嬉しいです。

19期のメンバーはこの4人!左から内藤、金、笹井、上原

――社員会に選ばれた時、どんなお気持ちでしたか?

内藤:自分が考えた企画がみなさんの親睦を深めるきっかけになればうれしいなという気持ちでした。でも、毎年企画のクオリティーがとても高いので、今年はどんなことをしたらいいかのかなという不安もありましたね。

:私も最初はみんなに楽しんでもらえる企画を考えられるかが不安でした。でも、歴代の委員会メンバーが考えてくれた企画で楽しい経験がたくさんできたので、少しでも恩返しができたらいいなと思いました。

上原:うれしいような、責任重大のような、そんな気持ちでしたね。
ただ、自分が後任を選ぶ時期になってみて、「誰にしようかな~」と考えてみると「この人なら」と思える人にしかお願いできないなと。そう考えると自分も一応まともな人間として評価されてるんだなと感じ、光栄なことだなと思います。

笹井:実はそろそろ選ばれるんじゃないかなと思っていました。(笑)
前年の委員会リーダーに「あまり企画とかするタイプじゃないから、この機会にこういう役割担ってもらおうと思った」と言われ、良い機会だから頑張ってみようと思いました。

――1年間の活動を振り返っていかがでしたか?

上原:やっぱりいいですね。いい評価も悪い評価も社員からダイレクトにもらえるので非常にやりがいがありました。

:一緒に企画を考えて作り上げていくプロセスも、とても楽しかったですね。エンジニア、企画、セールス、広報と職種の異なる4人だったので、それぞれの視点や得意分野を活かして、満足できるアウトプットができてとても嬉しいです。

内藤:忘年会やカレンダーなど、みんなに喜んでもらえて嬉しかったですね。

笹井:全社を巻き込んでのイベントなので、「上手くいくかな」「みんなの反応どうだろう」と不安も常に付きまといました。でも、経験したことのないことにチャレンジできたので、すごくいい機会だったと思います。

――1年間の活動テーマを教えてください。

笹井:前の年は、大阪と東京間のコミュニケーションを深めることに重きを置いていたんですが、最近は急激に人数が増えたので同じオフィス内でも関われる人の数が偏ってきたなと感じていました。

内藤:そこで普段かかわりの少ない社員同士が交流する機会をいかに作るかを活動のテーマにしました。

上原:「TERAマッチング~きっかけは社員会~」をスローガンに、社員同士のコミュニケーションのきっかけを創出したいという思いで1年間走ってきましたね。

:MEGAよりも大きいTERA級のきっかけを目指してました。(笑)

――具体的にはどんなことをしましたか?

上原:まず、忘年会ですね。毎年趣向を凝らしたものを用意していただいているのでそれを超えるものを気合を入れて考えました。クイズのVTRが秀逸でしたね。

笹井:「世界ふしぎ発見」の世界観を忠実に再現したのも面白かったですし、AIを使った分析システムを作って番組のパネラー陣と同じ傾向を持つメンバーを割りだし、同じタイプ同士を同じテーブルにするなど、こだわり満載でした。

VTRではミステリーハンターに扮した社員会メンバーが問題を出題

100名を超す社員の日々の発言をデータ化してAIで性格を分析

:考えるうちに「もっといいものを」と自分たちでどんどんハードルを上げていきましたね。ちょっとやりすぎたかなと後で反省するくらいこだわりのつまった企画でした。全力で取り組むこの感じ、すごく好きです。(笑)

内藤:忘年会の次は、カレンダープロジェクトという企画を実施しました。ここでも社員会のAIを駆使してメンバーを1月から12月までの12チームに分けて、各月をイメージする写真を撮ってきてもらい、それを2020年のカレンダーにしました。

上原:とても個性的な写真がたくさん集まって楽しかったですね。

1月チームの写真

7月チームの写真

――1年間の活動の中で最も印象に残っていることは?

内藤:忘年会のコンテンツ作成が、特に思い出に残っています。自分たちで作ったコンテンツで、みなさんが楽しんでくれているのを見れたのが非常に嬉しかったです。

笹井:僕も忘年会ですね。東京は僕が司会で、めっちゃ緊張しましたね。司会の最後にフリースタイルラップをやらされて滑ったのは思い出に残っていますね。良くも悪くも。(笑)

上原:「楽しかったよ」の声は本当に嬉しかったですね。でも、一番をあげるならば社員会メンバーとのやり取り、いろんな施策を進めるプロセスそのものが印象深いです。各人得意分野を持っている人たちで構成されていて、それぞれベースのスキルがが高い人たちだったのでミーティングの進行から、タスク管理まで自立してましたね。一緒にやれて非常に心地いいというか、勉強になるというか、部門横断プロジェクトの醍醐味だなと思いました。

:自分では思いつかないような意見やアイデアが聞けたりして、一人では想像もできなかったことが、みんなで力を合わせることで実現できたこの一連のプロセスは本当に経験できてよかったと思います。

――最後に社員会の存在意義は何だと思いますか?

笹井:人ってどうしても近くにいる人や仲が良い人と一緒にいる時間が長くなりがちだと思うんですよ。でもまだあまり話してない人でも実はすごく気が合う人っている気がしていて、そんな人と関わるきっかけを作ることだと思ってます。

内藤:チームで何かに取り組む機会を作って、業務での関わりが薄い社員同士が自然とコミュニケーションをとることができる環境を整える上で、社員会の活動は欠かせないと思います。

:そしてそのきっかけを社員自らが考えるということ、毎年違うテーマで新しい取り組みをすることも、マンネリ化することなく、みんなが心から楽しめるポイントになっているのかなと思いますね。

上原:継続、それにつきると思います。仮に社員会がなくなっても1年ぐらいでは大きな影響はないけれど、時間の経過と共に次第にその影響は大きくなってきて、再度取り返すには倍の労力が必要というか。一朝一夕ではできない社内の文化を作る重要な活動の一つだと思います。

社員会費委員の活動を通して委員会メンバー同士の交流も深められているように感じました。
これからも継続を通してイルグルムらしい文化を作り続けていきたいと思います。