re:Inventに行きたい!!
と思い続けて4年が経ってしまいました・・・
国内のカンファレンスなら気軽に行くことができますが、海外のカンファレンスに参加するハードルは高いです。
ハードル1: 参加費+旅費の確保(60万円程度)
ハードル2: 長期間の時間確保(最低1週間程度)
株式会社ロックオンには会社負担で海外カンファレンスに参加できる環境があります。
それを利用して、re:Inventに参加できないかと思っていましたが、
「本当にコスパに見合うのか」、「本当に国内カンファレンスと同じだけの情報量を持って帰ってこれるのか」や「その費用があれば、自分ではなく他の社員を外部イベントに行かせた方が、楽しい職場になるのではないか」など、悶々としていました。
そんな時、twitterのタイムラインに以下の様なツイートが。
業務時間扱いで技術イベントに参加できるとか、イベント参加費を会社で持つとか、会社経費で技術書を買えるのがいい会社みたいなスライドを見たけれど、有休をちゃんと取れて、しかるべき給料を払うから、後は個人の負担と判断でやってくれ、の方がまっとうでは?
— 杉本啓 (@sugimoto_kei) 2018年8月12日
心に刺さりました。
確かに会社に費用を負担してもらえないことが、re:Inventに参加しない理由にはならないと。
re:Inventに行きたい!!
のだから行けば良いのです。
幸いなことに当社には、海外旅行に行けるだけの給料の支給と、年に1回9連休が取れる山ごもり休暇制度というものがあります。
ということで、初ラスベガス・初re:Invent参加の内容を共有させて頂きたいと思います。
新サービスや技術に関しては、大量に記事が出回っていると思うので、今回は初の海外カンファレンス参加の感想多めで、体験記風にお伝えさせて頂きます。
そもそもre:Inventとは
今回で7回目を数える、AWS(アマゾンウェブサービス)が主催する最大規模のグローバルイベントです。
今年は、世界中から約5万人が参加し、単なる技術セッションだけでなく、AWSの新サービスの発表や、学習のためのワークショップ、交流のための多くのレクリエーションなどなどが開催されます。
会場はアメリカのラスベガスにて、7つの隣接するホテル会場に跨って開催されます。
隣接するホテル群だと侮ってはいけません。
ラスベガスのホテルはデカイのです。
上記のマップを実際の尺に直して、大阪の梅田周辺と比べると以下の様になります。
会場の1つであるBELLAGIOホテルだけで、梅田周辺をカバーしてしまいます。
よって、会場移動に1時間以上かかることもあるので、「今日はVenetian周辺」、「明日はMGM」など移動計画を考えることも必要です。
ラスベガスに到着
初めてのラスベガスに到着すると、迎えてくれたのはスロット達でした。
さすが、カジノの町。
空港を出ると、周辺は砂漠と道路。
ラスベガスは、砂漠の中に建てられた人工都市なのだそうです。
バスで数分走ると、向こうの方に大きなビル群が見えてきます。
今回滞在に利用したのは、メイン会場のVenetianホテルからも近い、Treasure Islandホテルです。
名前の通り、アドベンチャーをテーマにしたホテルで、人気があるそうです。
ラスベガスに付いたので、とりあえずre:Inventの参加登録をしに、Venetianホテルへ。
こちらも名前の通り、ヴェネチアをテーマにしたホテルで、客室数7,000室を持つ世界最大のホテルだそうです。
入ってみると、ホテルの中に街があり、3階のはずなのに水路があって、船が出ています。
なんだこれ。
ホテル内なので、Google Mapも使えず、迷いに迷った挙句になんとか会場にたどり着きました。
大きな参加登録会場では、意味ありげな卓球台などもあります。
どうやら卓球のトーナメントも開催される様です。
壁は、ホワイトボードになっており誰でも記入可能になっています。
みなさんそれぞれ、思い思いのメッセージを書き込んでいきます。
無事登録も完了したので、とりあえずホテルへ戻ります。
参加記念として、パーカーと、水筒を貰いました。
前夜祭?(Midnight Madness)
荷物を置いて再度会場に戻ると、イベントの前夜祭?にあたる、Midnight Madnessが開催されようとしていました。
開場に入るとサイリウムスティックを渡され、なんだろうかと思っていると、どうやら参加者全員でエアードラムのギネス記録に挑戦するそうです。
言葉もよくわからないので、周囲に流されるままです。
みんなで音楽のリズムに合わせて、スティックをふり、ギネス達成のメッセージと共にMidnight Madnessがスタートしました。
会場では、各所にバーテンダーとバーが設置され、飲み物は飲み放題です。また、ポップコーンも食べ放題です。
イベントとしては、チキンウィング早食い競争や、新サービスの発表(今回はAWS RoboMaker)、バンドによる生ライブなどがありながら、夜の1時までイベントは続きました。
ホテルの部屋に帰ったのが午前1時半頃。
初日からこんなに飛ばして大丈夫かと思いつつも、移動疲れもあって、すぐに眠りにつきました。
前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ後半ではre:Inventの本編です。お楽しみに!
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