先日開催した19期上期の社員総会。
感動冷めやらぬうちに行われた懇親会は、ある人物の登場で爆笑の渦に包まれました。
その人物は、歓声と会場を埋め尽くす笑い声をものともせず、
株式会社ロックオンの歴史に残る、画期的なプロダクトの誕生を熱く語り始めたのです。
(片言の英語で)行われたプレゼンテーションは、敏腕トランスレーターによるすばらしい日本語訳によって
彼が語る以上の熱い想いを会場の皆へと届けてくれました。
秘密のベールに包まれたプロダクトに込めた想い。
それは、東京と大阪の二つの拠点の壁を超え、社員全員を一つにするというもの。
単発のイベントより永続的で、
飲み会より手軽に、
みんなを「One team」へと導くソリューション。
それは、「東阪ワクワクかるた」。
この日のために、数名のメンバーによって極秘で進められ、
全て社内のメンバーによって制作されたオリジナル札。
その数合計88枚。登場人物にして118人。
はじけるクリエイティビティとそこに宿る隠し切れない愛情。
それは、会場を再び爆笑と感動の渦に巻き込みました。
中でも最もインパクトのある札がこちら!
誰の札かはご想像にお任せします。(笑)
プロダクトの発表後は、
オリジナルかるたを使った「かるた大会」が行われました。
極限まで集中力を高めゾーンに入る人、
大会の様子を心から楽しんでいる人、
敗退を悔しがる人、
優勝を喜ぶ人、
喜怒哀楽がギュッとつまった、素敵な懇親の時間となりました。
*
そんな、素敵な企画を極秘で進めてくれたプロジェクトメンバー。
それは、選ばれし社員で結成される「社員会」のみなさんです。
社員会とは、社員同士の日々のコミュニケーションと親睦を目的に、活動している社内のプロジェクトです。
全社員の中から4人が選出され、1年を任期の中で社員の交流のための企画や忘年会などを企画します。
つまりは、「社員による、社員のための、社員の活動」。
「ワクワクかるた」の企画で社員会の歴史に一石を投じた18期の委員がこちらです。
取材中も終始笑顔の絶えなかったこの4人に、1年間の活動とワクワクかるたの制作秘話を聞いてみました。
――この一年間、どんなテーマで、どんな活動をされましたか?
足立:「貴方の横に社員会」、「東阪の限界を作るな」の2つがテーマでした。
東京と大阪それぞれで社員が増え、一緒に交流できる機会が中々持てないという課題があったので、東京と大阪で距離の限界や障壁を感じないようなコミュニケーションをしようという思いで、イベントの企画をしていました。
小嶋:小さなお子さんのいる社員が増えてきたので、参加が難しい夜や休日のイベントではなく、ほぼ就業時間内で参加できる日常に近いイベントを目指して、「貴方の横に社員会」というもう一つのテーマにも忠実に進めました。
吉本:具体的な活動としては、「東阪のブランチ」、「忘年会」、「ワクワクかるた」の3つがあります。東阪のブランチは、東京と大阪の社員でランダムにチームを作り、TV会議をつないで一緒にランチを食べながら交流し、そこで話した内容をもとに、その人にあう本を贈り合うというものです。もっとも印象的だった本のプレゼントを締め会でみんなに共有もしたのですが、毎回好評でした。
廣:忘年会は、東京大阪をテレビ会議でつないで、謎解きゲームをしました。普段の忘年会とは違う企画で、とても盛り上がりました。
そして、社員会としての最後の企画が総会後の懇親会で披露したかるたです。人が増えている中で、普段接することのできないメンバーとの交流を促進できるコンテンツを目指しました。
――最後の打ち上げ花火とも言える「ワクワクかるた」に込めた想いは?
小嶋:正直、社員会としての思い出づくりとか、かるた面白い!という気持ちがメインです。忘年会も、ブランチも、好評ではあったけど、まだ少しインパクトが足りないのかなと。
そこで、社歌を作るとかも考えたんですが、幸い当社には、絵心のあるアーティストが多いことに気づいたので、かるたに落ち着きました。
廣:「社員会史に残る企画をして、みんなの度肝を抜かせたい」という気持ちも強かったですね。みんなを驚かせたくて極秘で進めました。とてもクオリティの高いものに仕上がって、みんなにも喜んでもらえて嬉しいです。
足立:絵札の制作は、社員会のメンバーの他にも一部絵心のある社員にも協力してもらい、個性溢れるとても楽しいカルタができたと思います。
吉本:ユニークで面白い人が多く集まっているのが、株式会社ロックオンの資産。その莫大な人財をデータソースに、オフラインで輪になって共通の想い出が作れる。そして全員が笑顔で一人ひとりに向き合える、過去最高のコミュニケーションツールが完成したと感じています。
――社員会の活動を振り返って印象に残っていることは?
廣:やはりかるた企画ですね。準備や調整が多く、形にするまで決して簡単ではなかったです。その分、完成した喜びはとても大きかったです。
小嶋:私もやはりかるたが一番印象に残っています。社員会メンバーは「へたくそ要員」として必ず描かなければならなかったのですが、へたくそ同士キャッキャ言いながら作業できて楽しかったです。
業務で忙しい時期と重なったので、正直大変だなという気持ちになることも多かったですが、ミーティングが始まるととにかく楽しい。学校とかの「登校するまでは行きたくないけど、行ったら楽しい」、そんなイメージです。(笑)
足立:私も最初は少し面倒かなと思ってましたが、やり始めると結構楽しんでました。東京のメンバーと普段会うことが少ないので、社員会のメンバーになって、東京の小嶋さんと廣君とも会話できてとてもよかったと思います。
吉本:普段所属が違うメンバーが集まって、組織に目を向けて、プロジェクトを推進するのは、どんな形であっても気持ちがいいですね。この組織が好きで働いているということを、実感できた1年でした。こういった組織を横断した活動が日々の仕事に活きてくるんだろうなと感じています。
社員会のみなさん、素敵なお話と素敵な企画、ありがとうございました。
この10月からはまた新しいメンバーで、新しい企画が始まります。
これからの活動もお楽しみに~!