子供の頃好きだったものが、大人になってからも変わらず楽しめたら素敵ですよね。
あの頃のように夢中になったり、大人になってまた違う面白さを発見できたり。

今回、コラムで取り上げさせていただくのは、大人達の間で人気が再燃している「ミニ四駆」と、
そのミニ四駆をこよなく愛する社員達による大人の部活動「ミニ四駆部」についてです。

 

そもそもミニ四駆とは?

ミニ四駆は、タミヤが発売する単3形乾電池2本と1個のモーターを内蔵した全長約15cmのレーシングホビー。

1982年の初代製品の発売以降、80年代後半の『第一次ブーム』、90年代後半の『第二次ブーム』を経て、
30周年を迎えた2012年に全国大会「ジャパンカップ」が復活したのをきっかけに再び人気に火がつき、『第三次ブーム』へ。
子供時代にミニ四駆を楽しんでいた大人や親子層を中心に、日本のみならず海外でも盛り上がりを見せているそうです。

第一次、第二次ブーム時にミニ四駆にどっぷりはまっていた当社社員たちにも、第三次ブームの真っただ中。
ミニ四駆好きが高じて部活まで作っちゃいました!

2017年に正式部活動として認定された「ミニ四駆部」。常時約10名のメンバーが活動しています

 

公式戦に向けた熱き戦いに潜入!

ミニ四駆部はその名の通りミニ四駆好きが集まり、ミニ四駆を楽しむための部活動。
20代~30代の社員が年齢や部署、役職を超え、純粋に活動を楽しんでいます。
社外の方も参加OKなので社内外の垣根もなし!

就業時間後の大阪オフィスで週に1回のペースで活動を行う他、
タミヤ主催の公式戦への参戦や課外活動としてミニ四駆バーへ遠征に出かけるなど、
その活動は社内に留まることなく、広範囲に渡ります。

スプリングカップ出場中のワンシーン。中には決勝に進んだ強者も

今回潜入したのは、ジャパンカップ公式戦に向けた前哨戦『株式会社ロックオンカップ』。
開催前から社内にポスターが貼られ、社員の注目を集めていました。

そして迎えた株式会社ロックオン杯当日。
会場となる大阪オフィスの会議室は、いつの間にかミニ四駆のレーシングコースへと変貌を遂げ、
自前で作成したというトロフィーからは、大会に対する本気度がヒシヒシと伝わってきます。

 

会場には軽食や飲み物も次々と運びこまれ、おいしそうな匂いが漂いますが、
食べ物には目もくれず一斉に壁に向かって何かをし始めました。

 

その様子を覗いてみると、夢中でやっていたのはミニ四駆の組み立て。
数ある部品の中からコースの特性に合うものをチョイスし、
理想のマシンを組み立てるのも、ミニ四駆の楽しみの一つなんだとか。
子供の頃は買えなかった部品が買えたり、様々な知識を駆使してカスタマイズしたりできるのは、
大人ならではの楽しみ方と言えそうです。

写真に写る社員は、ミニ四駆好きが高じて、新しい部品が発売されたら自動的にスマホに通知が届くシステムまで自前で作ったそうです。
まさに、エンジニアリングと趣味の融合ですね。

試合は、他を圧倒するスピードで走りだしたマシンがいきなりコースアウトしたり、
スピードはそこまで出ていなかったマシンが安定した走りでトーナメントを勝ち抜いたりと、
予想を裏切る展開となりました。

そんな激しい戦いを勝ち抜いた勝者がこちら!
優勝者には、トロフィーとミニ四駆関連の豪華賞品が贈られました。

安定感抜群の走りで見事優勝をゲット!

試合終了後は軽食を食べながら、ミニ四駆談義に花を咲かせます

ミニ四駆愛はお誕生日ケーキにも

最後に全員で記念撮影をして終了となりました♪

ミニ四駆部の次なる目標は、もちろんジャパンカップの優勝。
部員の中から、ジャパンカップの優勝者は出るのか!?
今後もミニ四駆部の活動から目が離せません。
Keep on Running!

 

そもそもなぜ、社員達がオフィスでミニ四駆をするのか?

その理由は、会社として社員の部活動を奨励し、支援しているからです。

仕事の場を離れたコミュニケーションと心身のリフレッシュを目的にした「部活動支援制度」があり、
一定の条件を満たす活動は正式な部活動として認められ、会社から支援金を受けることができます。
2013年の制度開始以来、卓球、テニス、バスケなどのスポーツ系の他に、エンジニア系やボードゲームなどの文科系(?)に至るまで、様々な部活動が行われてきました。
現在は8つの部活動があり、ミニ四駆部は中でも比較的新しくできたものになります。

参考までに、ミニ四駆以外で現在活動中の部活はこちら。
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・卓球部
・GTGT Tech Night V2
・公式硬式テニス部
・ART部
・大阪ゴルフ部
・東京運動部
・レクリエーション部
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機会があれば、他の部活動もぜひご紹介させていただきたいと思います。

共通の趣味で社員同士がつながり、仕事を離れて交流できるのは部活動のいいところ。
これからもおもしろい活動を増やしていけたらと思います。

 
【後日談】
なんとこのブログを公式のタミヤさんがリツイートしてくださいました!!
ありがとうございます!