株式会社ロックオンには、全社員が年に1回必ず取得する9日間の連続休暇「山ごもり休暇制度」があります。
休暇中、会社とのコンタクトを一切禁止していることから、山ごもり休暇と名付けられました。
業務の調整がつけば、好きなタイミングで取得することができるため、予め計画を立て思い思いの過ごし方で休暇を楽しみます。
今回はそんな山ごもり休暇の過ごし方を調査してみました。
9連休、何する?
2017年10月~2018年4月までに山ごもり休暇を取得した社員の過ごし方をグラフにしてみました。
最も多かったのが旅行。
中でも、長期休暇を利用して海外に出かける人が多いようです。
旅行の次は、趣味。
パラグライダーにゴルフ、美術館めぐりなど、種類は様々。
好きなことにたっぷり時間を使えるのも、長期休暇ならではの贅沢な過ごし方ですね。
少数派としては、本当に山にこもった人も。
「俗世との関係を絶つに、この山ごもり休暇は何よりも適している」と思い、チャンスを活かすことにしたそうです。
そして、ガチの山ごもりの感想がこちら。
多種多様な方向に「気づき・発見・学び」があり、
期待値5くらいの予定に対し、100くらいのリターンをもらった気分です。
非日常な空間と経験は、新しい気づきと発見に満ちていたようです。
9連休、どこ行く?
連休の過ごし方として最も多かった海外旅行。
気になる行先がこちら!
人気の旅行先としてよく目にするハワイや韓国、台湾の他に、
ドバイやドイツ、アメリカなど、移動に時間がかかるところがあるのは長期休暇ならではですね。
これから休暇を取得する社員には、
スイスやギリシャ、ハンガリー、オランダなど、ヨーロッパも人気のようです。
思い思いの山ごもり休暇を過ごした後は、
それぞれの休暇のテーマとそこで得た気づきを共有するようにしています。
同僚の普段と違う一面が見えたり、意外な共通点が見つかったりと、
見る人にとっても発見や気づきがたくさんあって、会話のきっかけになることも多いです。
山ごもり休暇の過ごし方をインタビュー!
インドア派もアウトドア派も、それぞれのスタイルで楽しむ山ごもり休暇。
中でも特にユニークな体験をしている人事部 桐生に山ごもり休暇の過ごし方と醍醐味について聞いてみました。
Q:これまでで一番印象に残っているのは?
タンザニアに伝統工芸「マコンデ彫刻」の修行に行ったことはとても印象に残っています。
言葉が通じないので、相手の表情や雰囲気で何を求めているのかを必死に考えてコミュニケーションしたり、日本とは全く違う生活環境の中で、本当の豊かさについて考えさせられたりもしました。
たくさんの出会いのおかげで一人旅だったけど決して一人ではなかったので、その全ての出会いと体験が心に刻まれています。
他にも、キナバルやキリマンジャロ登頂も印象深い体験でした。富士山より高い山に登りたいという気持ちで挑戦したのですが、頂上で感じた達成感とそこで見たジーンとくる風景は今でも忘れられないです。世界にはもっと素敵な景色が他にもたくさんあるかも知れないですが、頑張って頂上を目指したその体験が思い出として残っているので、私にとっては唯一無二の場所となりました。
出会った人や経験したことが全部違うので、やはり一番は決められないです(笑)
Q:行先を決める上で大事にしていることは?
普段経験できないことや見ることのできない景色に出会うことを大事にしています。
「非日常」を通して新しい刺激を受けたいですし、せっかく新しい環境にいくなら、新しい体験もしたい!そんなことを考えながら、やりたいことや行先を考えています。
Q:山ごもり休暇のいいところは?
仕事ではで得られない体験や見ることができない景色、感動、そして新しい出会いがあることです。
仕事においてもいろんな経験の中で、成長したり貢献したり刺激的なことは多々ありますが、それとはまた違った刺激や経験や気付きを得られるのが山ごもり休暇だと思います。
普段は時間がとれないようなことにじっくり取り組んでみたり、家族とゆっくり過ごしたり、”仕事をしない9日間”を思い思いに過ごすことで得られるものは結構あるんじゃないかと思います。
それをまた仕事への活力とすることもできますし、毎年新しい経験と気づきを得る機会があることは、人生を豊かにしてくれると感じています。
山にこもる人も、こもらない人も、業務から完全に離れ、心からリフレッシュする9日間。
そんな山ごもり休暇の過ごし方をご紹介させていただきました。
山ごもり休暇制度の詳細はこちら