はじめまして、この春から新しくTHREeユニットに加わりましたジョンです!
(日本人ですが、この6年間ぐらいは、みんなからジョンって呼ばれています。)
これまでDSPやアドネットワークの企画・開発、基本プロダクトの開発企画を行ってきました。
スマホを中心としたアドネットワークやDSPなどに興味があり、オフショアに関しては、前職で中国や、インドなどを中心に行ってきました。
今回はTHREeユニットの開発メンバーとして、開発進捗の確認や仕様設計を行うために、1週間ベトナムに出張してきたので、そこで感じた事などをお伝えしたいと思います!
2009年にプライベートでベトナムのホーチミンに滞在した当時は
パークハイアットサイゴンの周辺は工事中のところも多く、まだまだ発展途上という感じでした。
しかし、2014年に再度ホーチミンを訪れると、違う街に来たのかという感覚でした。
まず、空港に到着し歩いていると、ハンバーガーショップ”バーガーキング”の文字が...
「えー!こんなところにバーキンがあるの?!」
ベトナムといえば、屋台のイメージ。
でも、そのベトナムの人たちがハンバーガーを食っている。
その驚きからスタートしました。
空港から、タクシーに乗り込みます。
特にタクシーはトヨタ車が多いように感じました。
タクシーが市街地に入った時に走っているバイクがきれいになっている事に驚きました。
それに、自転車が減って、車が増えています。
2009年に来た時には、バイクに物いっぱい積んで、1台にどれだけ人が乗るんだというような光景もたくさん目にしたのに、それが無くなっていて、多くても2人乗りまで!
それが今は、車に人も荷物も積んで走っている。
都市の綺麗さ、街並みの綺麗さにまた驚き、オフィスも綺麗で街の経済が、ビジネスが動いていることを再認識しました。
話は変わって、もう一つ、ベトナムの方の国民性は日本人に似ていると今回感じました。
オフショア先の現地エンジニアと話をしていても、自分たちで改善する部分を見出し、提案してくる。言われたことを忠実に守りつつも、改善点を探し、指摘する。
この部分は昔の日本人たちの考え方と似ていると感じました。
今の日本人で、これだけ勤勉に働く20歳代は少なくなってきているのではないかと感じています。
あと、もう一つ大きな違いはベトナムの人たちはもっと海外で働きたいと思っている点です。
今の日本の大学生や20代の若者は日本で働きたい、海外で働くことに関しては、あまり積極的では無い人が多いように思います。
昭和時代にあった「和橋」という考えは何処かに消えたのか。
日本がそれだけ経済大国になったということなのかもしれませんが、ベトナムの人たちは世界を向いてビジネスをしています。
コミュニケーションや、積極性はベトナム人のほうがパワフルで、これに関しては
日本も見習わなければいけないところかもしれません。
ベトナム戦争後、社会主義国家になったベトナムが、完全に世界を相手に民主主義的な考え方や、世界がベトナムに対して投資や、教育を推し進めている状況を考えると、もっとアグレッシブに開発ができる環境や意識改革を進めていかなければいけないなと、現在のあり方を再度見つめなおす良い機会になりました。
そして、ベトナムとのコラボレーションを推し進めることで、更にアグレッシブな開発が実現できると感じ、期待する今日この頃です!